この数年でメディアを通じてプログラミングという言葉を目にする機会が多くなってきました。2020年度から、全ての小学校においてプログラミング教育が必修化されるようになります。
さらに2021年に中学校、2022年に高校で必修化が決定しております。
最近では、これに向けて家電量販企業が関連サービスや商品の取り扱いを強化するといった行動に出てきているようです。
プログラミングとは
プログラミングという言葉を聞くけれど、
「そもそもプログラミングの意味って・・・?」
「プログラミングって何をする事なの・・・?」という方が多いと思います。
コンピュータのプログラミング(英: programming)とは、コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為である。
Wikipediaより引用
Wikipediaではこのように定義されています。
これだけだと分かりにくいです。
簡単に言い換えると、コンピュータにさせたい事を指示する(書く)事です。
私達が当たり前に使っている様々なインターネットサービスは、プログラミングによって開発されています。
極端な言い方をすれば、プログラミングによって現代の便利な世の中が築かれているのです。
何故プログラミング教育が必修化される事になったのでしょうか?
それは今後の国力を左右する分野が情報技術力だからです。
ITにおける日本の課題
2018年の流行語大賞候補の中にGAFAが選ばれました。
GAFAとは
G(Google)A(Apple) F (Facebook) A (Amazon)の頭文字から造られた造語です。
全てアメリカの企業で情報技術を用いたサービスを展開しています。
GAFAはアメリカ、日本だけでなく世界中で革新的な技術を用いて人々の生活を劇的に変化させました。
GAFAの株式の時価総額はアメリカにおいて全てがTOP10内にランキングしています。
驚く事に10年前は1社もTOP10の中に含まれていなかったのです。
一方で日本はどうでしょうか?
10年前から現在に至るまで、日本の時価総額TOP10の中に情報技術セクターの会社は1社もありません。
過去10年間だけを見ても日本とアメリカの情報技術力において、圧倒的な差が生じているのです。
今後もグローバル社会において情報技術力を巡る競争が激化する事が予想されています。
現在話題になっている米国と中国の関税を巡る問題も、情報技術の覇権争いが根底にあります。
IT人材不足
また日本では深刻なIT人材不足が今後の課題として挙げられています。
2020年に36.9万人、2030年には78.9万人の人材が不足すると予想されています。
今後、AIによって仕事が奪われるという事が言われていますが、ITの分野はむしろ人材が必要とされるのです。
こういった中で、情報技術力を子供の頃から育成していかなければ、今後日本が世界で勝ち抜く事は出来ません。
このような背景がプログラミング教育の必修化へと繋がったのでしょう。
ただし、この対応だけで日本が情報技術力で世界で勝ち抜く事が出来るでしょうか?
重要なポイントは、この危機的な状況を大人達がしっかりと理解し、情報技術に対する学習を大人も取り組んで行く事が必要なのではないかと思います。
プログラミングスクール
私もこのような思いから、プログラミングの学習を始めています。
しかし、早々に壁にぶつかりました。
・たくさんあるプログラミング言語の中からどれを学べばいいのか?
・学習本はたくさんあるけれど、どの本がいいのか?
・本を読んで見たものの、初心者にはハードルがかなり高い
・不明点が出てきた際に、解決出来ない事が多く、前に進めなくなる
・周りに詳しい者がいないため、人に相談する事が出来ない
独学でプログラミングを習得するには、かなり困難だという事です。
初心者の私がお勧めする学習方法は、プログラミングスクールに通う、もしくはオンライン学習で学ぶ事です。
お金は独学に比べると高くなりますが、教えてくれる人がいる事で、学べるスピード・理解度は圧倒的に違います。
そして最後まで投げ出さず、やりきる事が出来ると実感しました。
まとめ
体験レッスンを随時開催しているスクールがあります。
大体無料です。
まずは専門家と会って、話を聞いてみてはいかがでしょうか?
何かしら新しい発見が出来ると思います!
参考までに私はTECH::CAMPさんでお世話になりました!