世の中で「当たり前」、「常識」と言われていることは非常に多いです。

また、成功しているビジネスはそこからヒントを得ているケースが非常に多いです。

当たり前を疑った例

今週の日経新聞の記事にもありあました。

当たり前をやめた中学校の教育の話です。

例えば、学校で当たり前である「宿題」をやめたそうです。

宿題は、理解している生徒には意味のないものになる。出来ない生徒は宿題を出すことだけが目的になってしまう。形式ばかり気にしていては社会に出たときに何の解決も出来ないということです。

確かに私たちの中で、学校では宿題が出されて提出するのが当たり前というふうに思っている人がほとんどではないでしょうか?

こういう事例は探せば世の中にいくらでも溢れています。

当たり前を疑い成功したビジネスの例もいくらでもあります。

当たり前を疑った成功事例

ZOZO

前澤友作
前澤友作 出典:東洋経済ONLINE

成功しているビジネスは当たり前からヒントを得ているケースが非常に多いです。

最近何かと話題に上がる前澤友作さんのZOZOもそうです。

以前は、かっこいいアパレルは街のショップに直接出向いて購入するのが当たり前でした。

その当たり前を疑い、かっこいいアパレルをネットで買えるようにして大成功しました。

以前の記事で紹介したUberやAirbnbもそうです。

Uber

出典:PYMNTS.com
出典:PYMNTS.com

タクシーと言えば、タクシー乗り場に並ぶ、道路沿いで流れているタクシーに手をあげて止める、電話で呼ぶのが当たり前でした。

待ち時間は正直無駄でした。

それを誰でもスマホからタクシーを呼び出せるようにして大成功しました。

Airbnb

出典:Forbes JAPAN
出典:Forbes JAPAN

旅行先で宿泊するのはホテルか旅館に泊まるのが当たり前でした。

以前、赤の他人の家に泊まる、赤の他人を自分の家に泊めるというのは非常識でした。

部屋を貸したい個人と借りたい個人を1泊単位で貸し出せるようにして、宿泊の常識をかえて大成功しました。

日本の当たり前、海外では非常識

欧米では、数年に一度転職するといったペースはごく普通のことです。

それに対して、日本ではどうでしょう。

会社を辞める、転職をする、起業するとなると周囲は非常にざわつきませんか?

最近、私のまわりでも会社を辞めて転職、起業するという動きは加速しています。

それが普通になっていくとは思いますが、まだまだ当たり前ではありません。

そもそもですが、大学の最後のたった1年間の就職活動で決めた企業に40年間働き続けることが当たり前ということ自体がおかしいと思います。

学生の時は、塾に通い、勉強をして偏差値の高い高校、大学を目指すのが当たり前。

就職したら、その企業で出世競争をして偉くなろうとするのが当たり前。

今後、この当たり前はどんどん変わっていくことでしょう。

まとめ

みなさんはどのような当たり前が思い浮かびますか?

一度何かに書き出してみるのもいいかもしれません。

案外、そういうところに大きなビジネスチャンスがあるものです。