先日発売された堀江貴文さんの著書「情報だけ武器にしろ。」を読んで感じた事を書いています。
情報が溢れている時代だからこそ、積極的に自分から情報をとりにいかなければならない。
これからの時代は、努力をせずに自分で情報を取りにいかない人たちは取り残されていく。
情報を効率よくインプットとアウトプットできる人が生き残っていくということを強く感じました。
お金なんて、信用のバロメーターにすぎない
お金は信用を数値化したものにすぎず、お金自体に価値はありません。
1万円札の原価は28円です。
わずか「10」でも信用があれば、「100」のお金を他人から借りて集めることができる。
ところが面白いことに「100」のお金があっても、「10」の信用を得ることは出来ない。
確かにその通りです。
信用力があり、やりたいことがあればお金は後からついてきます。
資金調達の方法は多様化しています。
逆にお金をたまたま持っていただけ(相続、宝くじ、仮想通貨)としても、その人に信用力があるかは別問題です。
アイデアなど、ただの情報のつなぎ合わせ
アイデアを出す作業を「1発勝負」で頑張るのではなく、情報を常に収集して、「ストックした情報を掛け合わせる作業」を日常的に、なかば無意識レベルで習慣化したほうがいい。
情報の掛け算でブルーオーシャン化させる。
情報を掛け合わせる作業というのは、最初は無意識では難しいと思います。
何かをしていて気づいたことがあればメモしておく。
そして、時間をとってその気づいたことのメモを見直して、それぞれを掛け合わせる時間を最初はとった方がいいでしょう。
情報を真似てみる
「ゼロから生み出すこと」「今までにないものをつくること」は非常に難しい。
今まで市場になかったものや、類似例の存在しないものをつくってヒットさせようだなんて、ハードルが高すぎる。
ビジネスにおいては、まず「近しい情報を真似てみる」というのが王道。
堀江さんですら「ゼロから生み出すこと」は難しいと言われます。
これだけ情報が溢れて便利な世の中です。
自分が考えたことをネットで調べれば、類似会社が既にあることがほとんどでしょう。
あなたの「名案」に、価値なんてない
「それ俺も考えていたんだよね」「そのアイデアだったら誰でも思いつくよね」といった負け惜しみ的な声をよく聞きます。
しかし、実際に実現する人としない人では天と地の差があります。
アイデアは、自分で実現してこそ価値があると感じました。
プロサッカー選手、本田圭佑のツイート
「好きな事だけでは食っていけない。これ違う。大して好きじゃないから食ってけるレベルに到達できないのであって、時間を忘れるくらい好きな事ならどんな事であっても必ず食っていける。」
普通の大人は、「好きな事だけでは食っていけない。」と言います。
よく聞く言葉ですが、本田さんはこの常識に凄く違和感があるのでしょう。
若いうちほど、将来のために猛烈に好きなことに没頭したり、思いっきり遊んだり、とにかく実践するべきだと感じました。
情報リテラシーの低い人を遠ざけるだけで、自分の情報感度は上がる。
正直、自分のまわりのことを考えてみると思った以上に世間が見えていない人間が多いです。
そういった人の話は無視して、正しい情報を積極的に取っていかなければならないと感じます。
まとめ
「常識」という声が時々邪魔をするかもしれませんが、それは幻想の「情報」であることがほとんどだということを認識して、積極的に正しい情報を取りにいかなければならない。
そして、それを習慣化し、情報を武器にして生き抜いていかなければならないと感じました。