3月も残すところあと僅か、4月になれば新入社員が入社してきます。

学生は希望と不安が入り交じっているでしょう。

私も学生から社会人に変わるときは緊張や不安、憂鬱な気持ちに押し潰されそうでした。

今でも鮮明に覚えています。

社会人になってこれだけは押さえて欲しい、やってはいけないポイントを3つ紹介します。

これを知って実践するだけで、今後の社会人生活で役に立つはずです。

何事も最初が肝心です。

①社内の飲み会は参加してはいけない

社会人になるとアルコールを飲む機会が増えます。

最初に新入社員歓迎会が開かれることでしょう。

新入社員がメインのイベントなので参加せざるを得ないのですが。。。

大体会社の大きなイベントは入社・退職・異動など人が動く時だけです。
そのため大人数で飲み会をすることは年に数回程度でしょう。

重要なポイントは、定期的に飲みに誘ってくる社内の先輩や上司の存在です。

これは断りましょう。

自慢話や武勇伝を話したい人間は結構いる

食事に誘われても、ほとんどが上司の自慢話・武勇伝を聞かされて終わります。
または仕事の話が中心です。仕事後に仕事の話をされることは苦痛でしかありません。

無理やりアルコールを強要させられることもあります。

理不尽な事を経験すること自体を美徳とする話をたまに耳にしますが、ムダなことはやはりムダです。仮に経験するにしても1回2回で十分です。

私の経験では、社内での飲み会で貴重な話を聞いたこと、心に残っていることはほとんどないです。

そもそも本当に大事な話は酒を飲んでするものではないです。
せっかく聞いても忘れてしまいますし。

最初に断ること・飲めないキャラを演じること

参加する回数が増えれば、どんどん断りにくい環境になり、気付けば飲みのレギュラーメンバーになってしまいます。

私の周りでも頻繁に飲みに誘われている後輩がいます。
「また誘われた、行きたくない、面倒くさい」本音はそう言ってますが、レギュラー化すると断るに断れないのです。

初期段階で断る勇気と決断が大事です。

アルコールが飲めないキャラを演じるのもいいでしょう。

飲みの誘いを断り続けて、評価が下がる事はありえないです。
もしそんなことがあるのなら、そんな会社は辞めて転職すべきです。

仕事後の時間の使い方はめちゃくちゃ大事です。
ここで大きな差が生じます。

アルコールが入れば、飲んでる時間はもちろんのこと、その後の時間も自己研鑽には使えません。
息抜きで仲間と飲む機会もほどほどにしましょう。

②他者比較などの相対的な目標をメインに掲げてはいけない

入社後、所信表明や中期的な目標を立てます。

全国の同期の中で1番になる、または上位10%の成績を残すといった他者と比較する目標をたてる人がほとんどです。

営業職はその傾向がとても高いです。これ自体が悪い事ではありません。

しかし、私が見てきた中で1番になった人は1人もいません。

最初は全員がゼロからのスタートなので、この目標に向けて突き進めますが、当然月日が経つにつれ成績の差が生じ、1年も経てばすごい差が開くものです。
仮に最下位に沈んでいたとすれば、1番になる目標は形骸化します。

営業の世界は運や、特定の顧客を獲得するだけで、成績は劇的に上がります。
大した実力がないのに、成績だけ先行することはよくあります。

だから周りの成績ばかり気にすることはナンセンスです。

自分の実力を高めるための目標を1番におく

大事なことは、自分と顧客にベクトルを向けた目標にすることです。

顧客にはどんな課題があるのか?どんなサービスを提供するのか?顧客にどうなって欲しいかを考えること。

そのために、どんな学びや、どんな行動が必要なのかを徹底的に考え言語化すること。

自分の定量目標にコミットすること。

そうすれば自ずと結果はついてきます。

新社会人はこのことを肝に命じるべきです。

③ヒラメ社員になってはいけない

サラリーマンの世界では必ずといっていいほどヒラメ社員がいます。

ヒラメ社員の意味をご存知でしょうか?

魚のヒラメから取った言葉です。ヒラメの目は上に付いています。

上とは上司のことを表し、上司の顔色ばかり気にしたり、上司に必要以上に媚びを売る社員のことを意味します。

ヒラメ社員は上司や権力者に好かれようと必死です。
飲みの誘いは必ず参加しますし、上司の指示には基本イエスしか答えません。

ヒラメ社員は人望をなくす

私の経験上、周りからは嫌われます。私もヒラメ社員は嫌いですし、見てて不快な気持ちになります。特に下の社員はよく見ています。

それに上司に尽くしたからといって、評価が上がる保証などありません。

今の時代は自分で考え、自分の意見を言える人間じゃないと付加価値がありません。

ヒラメ社員とは距離を置き、反面教師にしましょう。

まとめ

4月になると自分の新入社員時代のことを思い出します。

あの時はめちゃくちゃ努力したなと自信を持って言えます。

やってきた内容には無駄なこともありましたが、1年目に努力したことで今の自分があるのだと再認識しています。

現社会人の方は新人時代と比べて、今をがむしゃらに全力で突き進んでいますか?いつしか現状に満足し怠けていませんか?

新入社員と共に、新人時代の自分を超える情熱で努力することにチャレンジしてみましょう。