サラリーマンの評価のされ方に疑問を抱いている人は多いのではないでしょうか?

現状では、理不尽と思うような評価を受けることの方が多いと思います。

評価に関しては今、様々な企業で議論がされています。

ただ、結論解決策はないと思っています。

最近360度評価を取り入れている企業もありますが、まだまだ少数です。

しかも、360度評価も使い方を間違えれば結局同じ結果を招きます。

サラリーマンである以上、理不尽な評価はなくなりません。

自分は理不尽だと思っていても、他人から見れば正当な評価と思われているかもしれません。

サラリーマンの評価は上司が決める

評価

サラリーマンの評価は上司が決めます。

大企業になればなるほど、上司にも様々な性格の人間がいます。

さらに、転勤制度があるので、上司は頻繁に変わっていきます。

私にも経験がありますが、前の上司には気に入られていたが、今の上司には気に入られていないということが起こります。

サラリーマンである以上、上司のさじ加減でその後の人生が決まります。

曖昧な人事評価

私の同期でも、そのときの上司に気に入られず非常に理不尽な評価がされていると感じたため、会社を辞めて転職しました。

その後の転職先で素晴らしい活躍をしています。

何が言いたいかというと、それほど人の評価とは曖昧で、正しい評価など不可能ということです。

その曖昧な評価で人生が決まってしまうという事実があります。

評価が高い人と低い人の違い

では、どんな人の評価が高く、どんな人の評価が低いのでしょう?

定量成績はほぼ同じだと仮定します。

評価が高い人は、単純に評定者である上司が好きな人間です。

考え方が同じ人間です。

評価が低い人は、単純に評定者である上司が嫌いな人間です。

考え方が違う人間です。

極論すると本当にこれだけです。

定量でみえないことを評価するのは非常に難しく、曖昧な判断をされるということは嫌というほど思い知らされてきました。

好きな人と嫌いな人では、同じことをしても見られ方が全く違います。

それを覆すには、圧倒的な定量項目をクリアするだけです。

2:6:2の法則

ただ、その定量項目も、ある一定の努力以上は運に左右されます。

私の感じるところでは、全体の上位2割の人間でそこまで能力差はありません。

2:6:2の法則というものがあります。別名「働きアリの法則」です。

組織内において「上位2割の者が全体の数字の大部分を担っており、6割は普通、下位2割はあまり働かない」と言われます。

社交的かどうか

あとは、社交的かどうかです。

飲み会に参加する。上司からの誘いを断らない。

当然ですが、これが上司から好かれるかどうかに少なからず関わってきます。

社内でする上司との飲み会は、ほとんどが上司の自己満足で無駄な飲み会です。

経営者の評価

一方、経営者の評価は市場が決めます。

曖昧なことは何一つありません。

混じりっけなしの完璧な評価のされ方だと思います。

これなら納得できるでしょうか?

ただ、これは良いことのようで、非常に厳しいことです。

成功しない場合は、市場からはっきりとダメであるという評価が下ります。

逆にサラリーマンの方が、曖昧な評価で助かるという人もいるでしょう。

まとめ

要は、人に評価されるのか市場に評価されるのかという違いです。

人に評価される場合は、その人に左右される以上評価基準が曖昧になるのは仕方がありません。

それが嫌でサラリーマンを辞めていく若手が増えているのも事実です。