識学。聞いた事があるでしょうか?

最近話題になっている、組織マネジメント理論の事です。
株式会社識学が展開しています。

会社CM

識学 こんなマネジメントしていませんか?

CMでは、要潤さんが識学を使った組織コンサルタント役を演じています。

社長役の方と、このようなやり取りがあります。

部下のモチベーションを上げるのは、上司の役割である? → YES

結果だけでなく、社員の頑張る姿を評価すべきである? → YES

社長は自ら現場に入るべきだ? → YES

それ全部、大間違い!

質問を当たり前のように答える社長役に対して、要潤さんの最後の一言。
とても関心を引く内容になっています。

実践事例

実践事例として、Youtubeマネジメント事業を行うUUUM株式会社代表取締役、鎌田和樹氏が受講されています。

識学を3回ほど受けた後に、マネジメント層に共通言語を持ってもらうために、すぐに会社全体で導入することを決めたようです。

その他にも800以上の企業や団体へのサポート実践例があります。

具体的にどのようなマネジメント理論なのでしょうか?

識学とは?

人が事象を認識し行動に至るまでの思考の働き(=意識構造)に着目した独自の理論をベースにした組織マネジメント理論

引用 株式会社識学

このように定義されています。

一般的な課題に対する考え方と、識学の考え方は、どのように違うのでしょうか。

組織の課題

・雰囲気は良いが、成果があがらないリーダーの部署がある。

・目標に対して出来ない理由を並べる社員がいる。

・部署間をまたいだトラブルが起きる。(営業と生産、営業と企画など)

課題の原因

・個々の能力がまだ低い

・やる気(モチベーション)がない

・責任感がない

組織の課題とその原因について、上記のように考える事が一般的だと思います。

識学の考え方は、これらの考え方とは異なります。

引用 株式会社識学HP

引用 株式会社識学HP

このような組織状態となる原因は、組織内での意識や思考のズレが原因となっていることがほとんどです。 
そのため、組織内での意識や思考のズレを取り除かない限り、組織運営課題の根本的な解決はしません。

逆を言えば、その意識・思考のズレを取り除く方法を身につければ、すぐにでも、組織を変えることができます。

引用 株式会社識学

人が行動に至るまでの意識構造を5つのブロックに分けて、思考や意識のズレの発生要因・取り除く方法を明確にしていく指導法をとっています。

マネージャーの考え方

識学におけるマネージャーの考え方の一例を挙げます。

・その場で部下に腹落ちさせてモチベーションを上げてもらおうとか、意見を尊重するといった考えは不要

・部下に好かれようとしているようでは、正しいマネジメントはできない

・努力したは勝手な自己評価。あくまで結果を求める

・社内のコミュニケーションを円滑にするための上司と部下との飲み会は、企業の成長にとって不要な要素

まとめ

時代の変化により、社員の考え方、組織の考え方も大きく変わっています。
そして、その変化に対応しなくてはなりません。

正しいマネジメントの答えを一つに絞るのは困難です。


識学は、最近のマネジメントとは一線を画する内容かと思います。
捉え方によっては、相当ドラスティックに映るでしょう。

何が正解なのかは、実践してみないと分かりません。

そのためにも様々な手法を学ぶ事は必要です。

自分の組織に合ったものを、部分的にでも取り入れるかを検討する事が重要だと思います。

参考 伸びる会社は「これ」をやらない! 株式会社識学HP