新元号が「令和」に決定しました。

実際に新元号に変わる5月1日が過ぎた後も含めて、

しばらくは新元号に関連した出来事が何度も話題になるのでしょう。

早速、世の中では新元号の令和を使用した商品が多数誕生するなど、

ビジネスチャンスとして捉えている人も少なくないようです。

改元で恩恵を得られるであろう業界や個人について考えたいと思います。

印刷業界

改元で最も影響がある業界として挙げられるのが印刷業界です。

これまで平成で印刷されていた物全てが令和に切り替わる訳ですから、

その量は膨大なものになると考えられます。

また、ニュースでも話題になっていますが、

新元号の「令和」と印刷された商品が多数販売されるなど、

すでに印刷業界は改元での特需に沸いていると言って良いでしょう。

ソフトウェア業界

元号で表示を行っている官公庁などではシステム改修が必要なものがあります。

各省庁だけではなく、各都道府県庁、市役所、教育機関など、

元号で表示を行っている機関は意外なほどに多いです。

ソフトウェア業界に勤める知人が言うには、

新元号が発表されてから1ヶ月で全ての作業を完了させる必要があり、

かなりの急ピッチで作業が行われているようです。

短期間とは言えシステム改修を請け負うソフトウェア業界にも恩恵がありそうです。

はんこ業界

ペーパーレス化が進んで、はんこが使用される機会は以前に比べて減ったとはいえ、

これまで使用されていた平成の刻印がある、はんこが全て買い換えられると考えれば、

その数は膨大で、はんこ業界も改元での特需がある業界だと言えるでしょう。

昭和から平成に改元された時も、はんこの注文が大幅に増えており、

今回の改元でもはんこの売上が大幅に伸びることが考えられます。

個人の場合

ここまでは改元で直接影響がありそうな業界を紹介しましたが、

次は個人レベルで改元の恩恵を受ける方法について考えてみたいと思います。

実際に新元号が発表された日に利益を得ようと行動を起こした人がいるようで、

新聞の号外がメルカリなどのフリマアプリで販売されていると話題になりました。

この行動の賛否について、ここで論じるつもりはありませんが、

個人でも改元で利益を得られる具体的かつ身近な方法だったと言えるでしょう。

それにしてもニュースで新聞の号外が配られていたシーンを見ると、

新聞の号外を手に入れるのも命がけだったようですね。

また、無料でもらった新聞の号外をフリマアプリで売るだけではなく、

個人でも令和と印刷した商品を作って販売している人も登場しており、

改元をビジネスチャンスとして行動を起こしている人は多数いるようです。

さらに言えば私が把握していないだけで、思わぬ方法で利益を得ている人もいるかも知れません。

まとめ

紹介した業界や個人の他にも、新元号をビジネスチャンスと捉えて、

多くの人が行動を起こして様々な商品やサービスが開発、販売されると思われます。

また、改元で直接影響を受けない個人や業界であったとしても、

祝賀ムードによって間接的に恩恵を受ける人は非常に多いと思います。

ビジネスチャンスという話題からは逸れてしまいますが、

身近なとこで言えば、近所の小売店でもセールが行われているところがあるでしょう。


今回の改元のような大きな出来事があれば、多くの人がビジネスチャンスだと行動を起こします。

もちろん、そういった大きな出来事の時は、ビジネスチャンスも増えますが、

私が本当に重要だと思うのは、常にビジネスチャンスを探し求めて、

普段から準備を怠たらず、いざという時に行動を起こす行動力だと思っています。